コトノハ

ぼくはまだ旅の道中

リューン 〜風の魔法と滅びの剣〜 所感

先ずは、ご注意ください、ネタバレを含みます。

まだ観てない方、ネタバレしたくない方は読まないでください。

これは、観劇予定がない、でも少し気になってる迷ってるーーという方に読んで頂いて、やっぱり観とかなきゃこれは後悔する!ってもしなったら、まだ間に合います!まだやってますよ!!ってことになればいいなぁという思いで書きます予定です。

なので、ステマが含まれます。

ちなみに、私は主演2人の担当ではありません、が、推しではありますので、もちろん可愛いし贔屓目もあります。

ちょっとやそっとの過大評価や過大広告はご愛嬌と思ってやってください。

 

前置きが長くなりましたが、感想を書くために、ある程度のストーリーも書きます。

多分だいぶ書きます。すごい書きます。

呉々もネタバレご了承ください、です。

それでは、リューンの私なりの感想文です。

 

これはオリジナルのミュージカルシナリオで、どファンタジーです。

衣装やら背景やらで、私の想像は割りとジブリナウシカとかゲド戦記とかの世界観が想像しやすいかなと。

最初に思ったのはロードス島戦記ですが、これらは私の好きなキャラメルの舞台に多いような世界観です。

 

リューンフローとリューンダイはエルカと3人兄弟のように育てられるが、フローとダイはリューンという滅亡した村の生き残りで、エルカの母親に引き取られて育った。

3人は一角狼座という劇団に所属し、そこで『風の魔法使い』という演目を上演する。

慈悲深かった国王が、民から注目され支持された魔法使いに嫉妬し、やがて嫉妬に狂って魔法使いや、支持した国民を殺してしまう。

この国王によって生まれたのが滅びの剣で、それは持った人が近づいた人を誰でも構わず皆殺しにした。

そこへ風の魔法使いが現れて滅びの剣は封印されるーーという劇中劇は、その国に伝わる伝説をお芝居にしたものだった。

里に住む元魔法使いと言われるダイスの周囲には、弟子志願や滅びの剣を探す人たちが集い、里はやがて交錯する。

ある日、偶然手に入れたヒントを手掛かりに伝説通りに見つけた滅びの剣をエルカが興味本位で抜き、狂ったように刃を向けるが、リューンフローの歌によってその場は難を逃れる。

しかし、その頃里は滅びの剣を探す他国の侵略を受けていた。

侵略者が、リューンの村を滅ぼしたのと同じと知ったリューンダイは怒り、滅びの剣を手にとる。

滅びの剣を持ったリューンダイは、本人の意思とは関わらず、侵略者も里の民たちも全員斬り殺してしまう。

 

ーーー大筋はこんな感じかなぁ。違ってたらさーせん。

だいぶいろんなとこ端折ってはいるけれど。

いや、今回ノーメモなのが不安なのです…メモ取ればよかったなぁと今更。

 

それからこれは書かずに語れない、丈橋厨にはサイコーの回想シーンを。

 

しっかり者のリューンフローは、感情的になりがちで危なっかしいリューンダイと約束をします。

ダイ「オレがもし道を間違えたら、お前が引き戻してくれるんだろ?」

フロー「約束する 。この身を挺してでも、オレが必ずお前を止めてやる」

 

こんな感じのセリフだっけね?←

ちなみに、リューンフローとリューンダイは15歳設定ですので、時代とか世界が違うけれど、ちゃんと2人とも、やや子供っぽい演技になってると思います。

この辺のお芝居は安定の丈橋。

 

この、劇中劇はとても面白い。これ好きです。

おっきな仮面をつけるんだけど、これで3頭身みたいになるはっすんが可愛いし、動きも劇っぽくしててめっかわ!

丈はちゃんと丈だしねー!

この2人はこういうコミカルな演技ができるから、やっぱ巧いなぁ〜ってなる。

友達が、はっすんのセリフがやまりょの発声に似てるって言ってて、あーーなんかわかるなぁと思った。

やまりょのセリフ周しも好きだし。

SHOCKやってただけあって、なんかプロ感あるw

私個人的にはめっちゃはっすんの歌が好きなんですが、声量もいいけど発声の仕方?がいいのか、歌に情緒が感じられるというか、センスが見える気がするーーって思ってたら、パンフで褒められてた!

演出のウォーリーさんのセリフ(パンフ抜粋)「こんなこと言うと調子に乗るだろうからあまり言いたくないんだけど(笑)、ダイの歌は心に残ります。巧い下手というのは関係なく、和也が歌うと何かが残る。そのハスキーな声が効果的だと思うし、自分では感情を表現するのが得意じゃないと思ってることが逆に良いのか、歌詞を必死で伝えようとする感じがして、胸に迫ります。」

ねぇめっちゃ褒められてる!!そう!!それそれ!!残るんだよね、はっすんの歌は。

はっすんの、ワンチャンのフェイクとか、めっちゃ好きだしー!(はい話逸れた)

 

パンフでウォーリーさんも言ってたけど、私も初見の1幕では、丈橋の役は逆でも成り立つんではないかと思った。

丈が光で、はっすんが影を演じる今回の配役は、むしろ普段なら逆のがしっくりくる気がした。

でも、2幕を観たら、これはコレでしかあり得ないなぁと。

たぶん、丈にはどっちもできるかもしれない。

でも、はっすんにはこっちしかない気がする。

フローはとても賢くて冷静で大人過ぎて、はっすんにそのキャラはちょっとイメージ難しいだろうなと。

きっと、丈にはどっちもできる気がする。

だけど、この配役だからこその迫力とか説得力があるんだと思う。

 

途中、滅びの剣に捉われたリューンダイが、狂気に変わるシーンがあるんだけど、ここの迫力が半端ない。

少なくとも、私の知る大橋和也にはない顔をするので、さすがに少し不安になる。

これ、観てていいのかな…観ちゃいけないものを観てる気が…てか…おれたちのはっすんがぁ…

おれたちのあざ…いや可愛いはっすんが…どこにもいなくなってしまうよ、こわいよぉ〜(錯乱)

 

結局わたしの書く文章なんかでは伝わらないと思うけど(←投げた)、まぁ観てない人にはわからない話かなぁだけど、書きたいので書きますよ、さーせん。

 

滅びの剣にとらわれ、闇に引き摺られたリューンダイを助けるために、リューンフローはダイを探して自分の手でダイを殺すことを決心する。

その為に、2幕でフローは、実にその身を挺する場面が多い。

左腕を斬り取られ、それでも前に進み、吹き矢の的にされ拘束されムチで痛みつけられ、右耳も斬り取られ最後にはその声まで失って…苦悩と絶望の果てに、それでもダイの元へと走り、やっと会えたダイにをも振り下ろされる剣を、最後には自分の身体で受け止めようとする。

ラストに近づく場面でボロボロになったフローが走り出すまで、暗く苦しむフローの場面がある。色んな人が走馬灯の様に現れて、フローを益々苦しませる様にも見える。

あれは難しすぎて私にはとても伝える言葉が見つからないけれど、多分エンディングに向けて、この物語にはあれが必要なのかもしれない。

とても大事な、とても難しい場面を、丈が本当に身を削って演じている。

やがてそのボロボロの身体でフローは剣を手にダイの元へと走り出す。

確かに兄弟のように仲のいい2人だけど、この血の繋がらない他人のダイを、フローはどうしてそんなにまで?とも思うけど、出会いの2人だけが共有した時間がそこに少し理由を教えてくれる。

 

焼き出され村から逃げて彷徨いボロボロになった果てに、同じ境遇の2人は出会う。

そこで、パンを持っていたフローに、ダイはすぐ、奪わなきゃと思ったと言う。

だけどフローはパンをちぎり、半分ダイに差し出した。

ダイは驚いて、嬉しくて、喜んで、それから2人はお互いに寄りかかって眠った。

(この辺は2人が歌って、歌詞で伝えてくれる)

 

1人じゃなかったことが救われたのかもしれない。

家族も友達も、帰る場所も村ごと失って、知ってる人も誰もいない世界で、もう1人の自分を見つけたと思ったのかもしれない。

助けたい家族はもういないけど、まだ助けたいと思える存在に、2人は たどり着けたのかもしれない。

だから、ダイは今度こそ守れるように剣を持って強くなろうとし、フローは自分の身体を犠牲にしても守ろうとしたんだと思う。

ただお互いを守りたいという想いで、生きてこれたのかな。

 

…まぁしかしこれを、フローはダイを餌付けた、とも言うかな?

ペット的な例えで、一度飼うと決めたからには、最期まで飼い主の責任だろ、という話に近いイメージかなw

和也はほんと美味しそうに食べるしね←

 

いや、これ、シンメ厨のおたくにはたまらない物語ですわ、ほんと。

それを、丈橋が演じる世界ありがとう神様ダイスキデース!

これを演じるこの2人に、ファンはこの2人だからこそ泣くんだわ。

感動の涙もあるけど、もうほとんど嬉し泣きですね。

この2人にこの役をくれて本当にありがとうございます!選んでくれた偉い人!!←はっすん風に

 

それにしても、ラストの2人の殺陣は見事です。この2人こんなに殺陣ができたのかーって。

特に、腕の立つ役を演じるはっすんの剣捌きが見事でー!

暗い中でスターウォーズライトセーバーみたいにブーンブーンて振り回す光が綺麗な演出なんだけど、はっすんの余裕ある剣捌きがほんとすごい見事だから!!

器用なのかなぁほんと、なんでもできるじゃねーかってなる。

これは丈もすごい!余裕あるダイは楽しみながら剣捌きするけど、対してフローはギリギリのところで対峙する。このギリギリ感がすごい。

これ、ギリギリて対処する殺陣ってめっちゃ難しいと思うんだけど!!なのになんでできてんの?!なんで失敗しないの??…あぁそうか、これがこの2人のシンメ感か…『目を見ればわかる』て言葉は本当なんだー!!ってのを、こんなに実感できる機会はそうそうないんじゃないかと思った。

 

結局、滅びの剣を生み出した国王はダイスだった。

ダイスは、滅びの剣を封印した風の魔法使いに永遠の命を与えられた。

それは罰だったのかもしれない。呪いと言うべきかな。

たくさんの民を殺戮した王は、死ぬことを許されなかった。

そして最後に、ダイがフローに向けて振り下ろした剣は、結局ダイスが庇い自分の身体で受け止める。

永遠の命をもつダイスは、ダイの滅びの剣を受け止めたことで、その封印が解かれ?ようやく死ぬことができる。

それは生きること=償うことからの解放なのかな?

ダイスは自分が発狂した結果生み出した滅びの剣で、自分の身を滅ぼしたけど、これは救いなのかな。

だって1000年以上も生きてたら、頼むからもう誰か殺してくれ楽にしてくれってなりそうな気もする。

 

ラスト、里に戻ったフローたちと、1人で弔いの旅に出たダイは別々の場所にいる。

それぞれに、空を見上げる。

 

ーーキミの声がする。風の彼方から

……声が聴こえる

 

いいラストだなぁ。最後にみんなで歌う歌、ほんとにいい。

だから、ここでまた泣くんだよぉー。

 

願わくば、私はもう一度フローとダイが再会するその先の物語を見たい。

このラストは、これから先の物語にもまだまだ可能性を感じるよね!

今度は、ダイがフローを助けに行くなんてのもいいけど、結局フローが助けることになりそうな気もするw

そんな物語を、まだもう少し観たいです。

神様!風の魔法使い!いや、偉い人!!お願いします!!

 

色んな人や場面をだいぶ端折って書いたのに、ほんと話が長くてさーせん。

これでも物語も登場人物もだいぶ少ないので、見たら話が違うぞってなるかもと思う。

文章読みにくくて伝わる自信ない…まぁ書きたいことしか書いてないしな。

それでも、メモもしなかったから、色々取りこぼして忘れてそう…なんか書きたかったこと思い出したらまた追記するね。

 

カテコのはっすんは、いつも通りの大橋和也でなんかめっちゃ安心する。

はっすんがとっ散らかした挨拶をちゃんとまとめて締める丈も、ちゃん藤原丈一郎で嬉しくなる。

最後に2人だけで繋いだ手を挙げて、その手を投げ捨てるように解く丈に、はっすんがエー!って笑う、そんな2人を見て、こっちは笑いながら泣く。

最高かよ。知ってるけど。

 

リューンは、まだ終わってない。

東京公演が始まったばかり。

今ならまだ間に合います。

フローとダイに会える。

 

そして、私はその物語の続きを観たいです。

 

 

※静岡公演後の追記

初めて下手で入ってみて、上手からは見えない顔とかも見れて嬉しかったー!

そして、みんな少しずつお芝居が変わってきてる気がする。

特に丈の表情に感情が乗ってきた様に感じた。

はっすんはまぁ最初から、コロコロ変わる表情でほんとずっと見てても飽きないーーて感じだったけど、丈はポーカーフェイスと言うか、私的にはあまり顔に表情なくて、いつも何考えてるかわからないなぁ〜ってどこか一線引かれてるような、簡単には気を許して貰えてない感じがしてしまう。

その丈が、静岡で観た時には、アラ?こんなに表情あった?ってくらい、なんか穏やかになってる?丈のというより、フローの穏やかさみたいなものを感じた。

緊迫したシーンも多いけど、里の人たちとかとの楽しい場面には、もっと緩んでもいいんでないかなーって思ってたら、ちゃんと自分の居場所がある感じして嬉しかった。

やっぱり丈は、さすがやねーー!!

 

さて、3月は丈橋末でとれ関だ!ラジオ大好き、楽しみー!!

いっぱいメールしよ💖